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子どもの病気

水いぼ(伝染性軟属腫)

皮膚の病気

水いぼとは

  • 水いぼ(伝染性軟属腫)は、伝染性軟属腫ウイルスが皮膚に感染して生じます。
  • 多くは子どもに見られ、おなか、背中、手足、デリケートゾーンなどが好発部位です。
  • 見た目はぷくっとしたドーム状のふくらみで、中央にくぼみがあるのが特徴です。
  • 自然治癒することも多いですが、6か月から数年はかかります。その間、数が増えたり他人へうつしたりすることがあるため、適切に対応していきましょう。

治療

  • 自然治癒を待つ。
  • 摘除:ピンセットの様な専用の器具でつまんで除去する方法です。痛みや出血を伴います。除去前に局所麻酔のテープやクリームを使い、痛みへの対策をした上で行うことが多いです。
  • 凍結療法:液体窒素で水いぼを凍らせて取ります。ピリッとした痛みはあります。
  • 銀イオン配合クリーム(M-BFクリーム):抗菌抗ウイルス作用のある銀イオンを配合した保湿剤です。保険適応がないので、自費になります。
  • 内服治療:ヨクイニンなど。補助的な治療になります。

摘除や凍結療法は痛みを伴いますが、確実性は高く短期間で治療できるメリットがあります。一方、クリーム外用療法は数か月以上かかりますが、痛みなど患者さんへの負担が少ないメリットがあります。

当院では、摘除や凍結療法は行っておりませんが、銀イオン配合クリーム(M-BFクリーム)15g を2,000円(税込)で販売しております。こちらは保険適用外のため、自己負担になります。

普段の生活で気をつけること

  • スキンケア:アトピー性皮膚炎などで皮膚のバリア機能が低下しているとウイルスに感染しやすくなります。また、かゆみがあり水いぼの部位を引っ掻いてしまうとその手指から別の部位へ感染を拡げてしまいます。スキンケアをしっかり行い、感染しない肌、感染部位を拡げない肌を維持しましょう。
  • 水いぼ部位を接触させない:水いぼは皮膚から皮膚へ感染します。お互いに水いぼ部位に触れない様にしましょう。またタオルなどを共有しないようにしましょう。

*プールや入浴について*

水を介しては感染しません。直接皮膚が触れ合ったとき、浮き輪やビート板、タオルなどの共有で他人にうつることがあります。水いぼがある部位をラッシュガードで覆うなどの対策をして、他人や用具に直接触れないようにしましょう。

また、プールの後はしっかりシャワーを浴びましょう。皮膚を清潔にし、塩素の刺激を残さないようにしましょう。

  • 水いぼのようなブツブツが体にできている。
  • 特に痛みやかゆみはないが、ブツブツの数が増えてきた。
  • アトピー性皮膚炎や湿疹があり、水いぼが悪化しやすい。
  • プールに入る予定がある。

などがあれば一度ご相談ください。

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