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子どもの病気

フルミスト(経鼻インフルエンザ生ワクチン)

任意予防接種(自費)

フルミストは鼻の中へスプレーする、噴霧型のインフルエンザ生ワクチンです。

不活化インフルエンザワクチンとの違い

注射による不活化インフルエンザワクチンとの違いは以下の通りです。

  • 鼻にスプレーするワクチンなので、痛くない。
  • 接種は1回だけで良い(9歳未満でインフルエンザワクチン接種歴のない方は2回)。
  • 通常インフルエンザウィルスは鼻腔から侵入しますが、その場所に直接免疫をつけるので発症予防効果が高い。
  • 生ワクチンで細胞性免疫も高まるため、流行株とワクチン株が大きく異なっても発症を軽減する効果が期待出来る。
  • 日本では未承認で、現在承認のための治験を続行中ですが、アメリカでは2003年から、ヨーロッパでは2011年から認可され、使用されています。

以下の方にはおすすめです。

  • 持病のない方で、注射の痛みに敏感な方
  • 不活化ワクチンを接種しても毎年インフルエンザにかかってしまう方
  • 受験生の方
  • 未承認ワクチンでも抵抗のない方

以下の方には接種出来ません。

  • 満2歳未満と60歳以上の方
  • 1年以内に喘息発作を起こした方
  • 重度のアレルギー(卵・ゲンタマイシン・ゼラチン・アルギニン、その他当ワクチンの含有物質)をお持ちの方
  • 心疾患、肺疾患・喘息、肝疾患、糖尿病、貧血、神経系疾患、免疫不全などの慢性疾患をお持ちの方
  • 免疫不全患者や抗がん剤治療を受けている方
  • 妊娠している方
  • 接種時に風邪やひどい鼻炎のある方

副反応

接種後3日〜7日で40%の方に鼻炎症状がでます。

鼻炎が40-50%、咽頭痛が5-10%、発熱が10%、頭痛3-9%などです。

ごくまれにショックやギランバレー症候群の報告があります。

その他

  • 重症の副作用を認めた際は未承認薬のため通常の補償がなく、ワクチン輸入会社の補償のみとなりますので、基本的には自己責任での接種となります。
  • アメリカでは、昨年よりフルミストの予防効果が低下したデータが発表され、フルミスト接種を推奨していません。一方イギリスやフィンランド、カナダにおける調査ではフルミストも不活化ワクチンと同程度の有効性であったと報告されています。
  • 当院でも昨年50人前後の方に接種しましたが、その中でインフルエンザに罹患した方はごく少数で、ほとんどの方が本年もフルミスト接種を希望されています。

統計的調査をしたわけでなく、あくまで印象ですが、フルミストは有効であると考えております。

フルミスト接種について

価格:1回 9,000円

対象年齢:原則として2歳以上50歳未満

接種回数:通常は1回。9歳未満でインフルエンザワクチン接種歴のない方は2回

原則として、予約後のキャンセルはお断りさせて頂きます。

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